議場で大声で「余計なことをするな!」と議員からヤジを飛ばされた話

みなさん、こんばんは。令和3年6月18日ですね。

立川市議会議員のNHKから国民を守る党くぼた学です。

さて、2021年の6月7日の午後11時ごろ私は一般質問に挑みました!

テーマは①歴史資料館前の誹謗中傷看板について ②オリンピックパラリンピックについて

の2つのテーマで行いました。


①一般質問とは?

さてヤジの件の前に「一般質問というのはなんだ?」というのを先に説明しますね。

市議会での一般質問とは議員が行政などに対し市政全般にわたり現状や説明を求める場であります。

ちなみに立川市では3月6月9月12月に一般質問の機会が設けられています。

質疑順番は提出の順となっています、市町村によってバラバラですが立川市では一人あたり60分以内であれば自由にその人に与えられた時間で聞きたいことが質問できるのです。

立川市議場の画像↑

私達議員は質問をします。それぞれの部長は質問に答えます。議員は質問して相手は答弁に終始しなければならないのでその答弁を行う部長職の苦労たるや大変な思いがあるはずです。

逆に議員に「今の質問は●●●とはどういうことですか?」とこっちが間違っていても行政から聞かれることはほぼないのが現状です。

まぁ一般質問は必ずやらなければならないというわけでもないし、何もしないって議員も当然います。それぞれ事情もあるだろうしそこは仕方ないのかもしれないです。

ちなみに立川市では2つの方法から一般質問を選べます。

質問形式は

①一括質疑 ②一問一答

この2つです。

一括質問方式(いっかつしつもんほうしき)

質疑・一般質問において、質問者が全ての質問をまとめて行い、答弁者はそれに対してまとめて答弁を行う質問方式です。これは3回まで質問が行えます。

一問一答方式

議員は、通告した最初の質問主題の要旨1項目を登壇して質問した後、その質問項目について市長などは自席で答弁を行います。その後、議員は質問席で1つの質問項目ごとに質問し、市長などは自席で答弁します。

 


②ヤジを飛ばされた!?

さて前置きが長くなりましたが今回のテーマ「ヤジを飛ばされた件」についてです。

そんな中、私の番で行政に一般質問をしているときにその忘れもしない出来事は起きたのです。

それは私が壇上にて得意げな顔をして質問をしている最中に「余計なことをするな!」という声が背中から飛んできました。

「えっ?」

まさにハトが豆鉄砲を食らった気分です。いや豆鉄砲ではありません。私にとっては背後から撃たれた機関銃ですね。

なかなか一般質問においてヤジのようなものを飛ばされることはこれまで皆無でした。
私だけでなく他の議員の最中にも何を言ってるかわからないようなこそこそ話程度は聞こえることはありますが大声で「余計なことをするな!」という言葉が背中に突き刺さりました。
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくるの広瀬康一のスタンドエコーズようにその言葉は具現化され私の耳の穴を貫通したのです。

その刹那、私は鼓膜が電話機のようにプルルと震えて0・2秒後に気づいたらクルリと180度私は振り返りました。

振り返ったその先に見えたのはまるで「だるまさんが転んだ」のようにピタリと誰も動かずに私にヤジを飛ばした人は分かりませんでした。

もし見つけたらその場で「今大きな声で言ったの誰!?」江角マキコのように「将来年金がもらえなくなるかもって、言ってたの誰?」のテレビCMばりに声に出していたことでしょう。

しかしわからない以上はどうしようもありません。

そこで私が思ったのは「ははーん、何人か傍聴者がいたのできっと誹謗中傷のお札を作った人の関係者がなにか言ったのかな」というチープな発想にたどり着きそのまま質疑を続けたのです。

さらにそのヤジを飛ばした議員さんは部長の答弁にも「その通り!」と大きな声で言ってくるのです。まるで私が間違ってるかのように。


③ヤジを飛ばしたのはなんと議員だった!

 

約45分ほどで私の一般質問は終わりました。自分としてはいい質疑ができたと思いました。

しかし数時間後に真実を知りショックを受けることになろうとはこの時の私は気づきませんでした。

これからお話しする話はそんな一人会派の私が受けた1つのヤジに対するくぼた学による感想です。

 

※ここからは言葉が多少攻撃的になりますがどうかお許しください。

ちなみにヤジくらいは議会では当たり前だろとか「ケツの穴が小さいんだよ」言ってるのは本当に品がないか、まともな教育を受けてないかのどちらかです。

いや、まって!怒らないで聞いてください!だってそうじゃないですか小学校で「人がしゃべってるときに大声を出してはいけませんよ、話を聞きましょうね」と言われた事ありませんか?

人がしゃべってる最中は静かに話を聞くのは当たり前じゃないですか。

これまで私は自分の放送や自分のもつメディアなどを使って同じ立川市議会議員を名指しで攻撃したことは一度もありません。

ここを見てる人はそいつの名前を言え!と思ってる方もいるかと思います。

でも絶対に言いません。

会派や議員の悪口は絶対に言わないと決めているからです。

むしろ誰も嫌いじゃありません。ここは本当です。

そのヤジを飛ばした方のお気持ちもあると思いますし反省してくれたならそれで許します。

人間は誰もが完璧じゃないしミスくらい犯します。私もたくさん犯しました。

私は会派が違っていてもみんなが「立川を良くしていきたい」と少しでも良いほうへ向かうために発展の為に頑張っているのだと今でも思ってます。

しかしそんな中で今回の誹謗中傷のお札を無くしてほしい。さらには大きな石があって邪魔で不法占拠にあたるという問題に対してなにが「余計な事をするな!」ってなんでしょうか。

ほら、だんだん私も思い出し怒りしてパソコンのキーを打つタイピングに力が入ってきましてまるでピアノをの鍵盤を弾いてるみたいになってきましたよ!

「余計なことするな!」は今年の私のトラウマキーワードとしてエントリーされましたね。

でも相手が反省しているならば私も寛容な心で許そうと考えてます。

いつまでもちょっと言われただけでいじける場合ではありません。私は前を向いていかなくてはならないのです。

しかしながらしゃべってる中でヤジを飛ばすって行為そのものは良くないです。なぜなら言葉によって相手の言動を封じ込めるからです。

話が聞こえなくなるし、その1つのヤジのせいで速記の方も困るし、議長も困る。しいては聞いてるみんなが困るからです。

だから私は人がしゃべってるときはお口にチャックをして黙ってます。

 


④不規則発言はしてはいけないというルール

「余計なことするなって、正論じゃーん」とか思ってるそこのもじゃもじゃ頭のキミ!

じゃあこのままこの誹謗中傷のお札の件を問題だと分かってて放置して見逃していいのですか?それを行政に問い合わせた私の小さな正義感が間違っていたとは思いません。

(今回取り上げた歴史民俗資料館前の問題、大きな石が不法占拠してますね。これを撤去してほしいという趣旨で質疑したのです)

例えばですよ、これが議会を見に来た傍聴者だったりネットのひとが叫ぶならここまで言いません。それが同じ立川を良くしようという議員が人がしゃべってる最中に「余計なことをするな!」は少々品がないのではないのでしょうか。

いや、私もはっきり言ってそこまでできた人間じゃありませんよ。むしろ立花党首のおっしゃるポンコツ議員の中のポンコツよりも劣化したポコチン議員な部分は否めません。

でもここでそのヤジをぶっぱなした議員がどこの誰というのは言いません。

言われた側は、はいショックですね。なかなか同じ議員からヤジを飛ばされるケースってレアなんです。国会ならまだしも市議会では早々お目にかかれないんじゃないですかね。


④人が話してるときはせめて黙る当たり前のこと

私は人が話してる時に冷やかしたり、ヤジを飛ばす行為そのものが大嫌いです。

自分がやられて嫌なことはしない。そんな小学校の児童生徒でもできることを議員で先生扱いされてる大人ができないことは恥だと思わなければなりません。これは勉強できるできないに関わらず当たり前のことです。

これでヤジを飛ばされ心が弱かったら二度と人前で喋りたくなくなる人もいるわけです。

ちなみに議長の許可なくしゃべることは不規則発言になります。

議会では常に議長の許可なく発言はしてはならないという鉄則のルールがあるのです。

発言の前に「議長!」と手をあげ「久保田議員」と議長に指名されたあとじゃないと言動をしてはならないのです。

それは部長職や市長も例外ではありません
自治法132条 「普通地方公共団体の議会の会議又は委員会においては、議員は、無. 礼の言葉を使用し、または他人の私生活にわたる言論をしてはならない。」 
こういうことです。

今回は1つのヤジの行為が脳みその奥まで五寸釘のように刺さりこみ今回の誹謗中傷の看板のように簡単には抜けなくなってしまいました。

根深く突き刺さった誹謗中傷の看板


⑤今回のヤジについてのまとめ

今回の件は正直意味がわからないですねぇ

えっ?いつまでもしつこい?すみません。

でもね。自分がふざけてた言動をして大きな声を出されてヤジを飛ばされるならまだわかりますよ。議場は真面目な場所ですよ。

ただ同じ町を良くしようとしてる中で議員から「余計なことはするな!」と議会中にみんなの前で言われなきゃならないのですかね。

でも私はもう怒ってません。このブログを書いてるうちにスッキリしました。べつに変なことをしたからスッキリしたんじゃなくて炭酸飲んだら落ち着いてきたんです。

しかし、こんな小さなヤジを飛ばすことでいちいち怒ってる場合じゃありません。私にはNHKという大きな敵がいるわけでしてこんなことでいつまでも気にかけてたら駄目です。

 

※ちなみに多くの議員さんから「一般質問よかったです」と好評だったので興味あればこの市議会でヤジを飛ばされたというレアな立川市議会のライブ中継をご覧ください。

https://smart.discussvision.net/smart/tenant/tachikawa/WebView/rd/speech.html?council_id=50&schedule_id=4&playlist_id=2&speaker_id=38&target_year=2021


⑥今回のヤジへの考察

え?まだ続くのかよ。と思ったそこのあなたへ是非読んでほしいです。

最後になりますがヤジをとばされるほど、この問題は根深いことなんだなと感じました。

そう一般質問で触れてはいけないパンドラの箱だったかもやしれません。

でもどうかお願いです。わかってください。この誹謗中傷の看板で困ってる人達がいるということを。弱い者を救う。当たり前のことです。

私はもしかしたら開いてはいけないパンドラの箱を開けて虎の尾を踏んだかもしれないです。

だけど立川の市議会便りという新聞にもしっかりとこの問題は提出しましたからね。

でもくじけませんよ、市議会議員ですから。寂しくなったらまたブログに書きますね。

いつかたぶん。

それではまたブログ書きます。

最後まで飽きずに見ていただいた読者の皆様ありがとうございました!

 

NHKから国民を守る党 くぼた学

 

10件のコメント

  1. 余計なことをするなと市議の全員、市役所の全員思ってるからつい出てしまったんだよ

  2. 難しいねぇ。多分、その迷惑看板について行政は放置していたのではないと思う。
    プロセスに則って、解決に向かってジョジョ・・いや徐々に迷惑行為をしている人にアプローチしていたのだと思いますよ。
    それをくぼた議員はプロセスをすっ飛ばして、配信でその方に直接アプローチするなど今までの過程を全部台無しにしかねない行為をしたとそのヤジを飛ばした議員は判断したのでしょう。
    勿論、ヤジは確かによくは無いと思うが、迷惑行為をしてる人と行政の関りについてくぼた議員はどの程度確認して当該事案に首を突っ込んだのでしょうか?
    その点も留意した方がよいと思います。

  3. 自分がやられて嫌なことはしないなんて人として大原則の事すら出来ない奴は議員としての資格がないからさっさと辞めて欲しいですね。ヤジを飛ばして誹謗中傷や嫌がらせをするしたり他人に迷惑をかける議員なんて議員どころか人として最底辺ですよ。そんな人は立川市民の為にならないので即刻辞職するべきです。真面目に立川市民の為に頑張ってる久保田先生が可哀想です。

  4. そういう一部の迷惑行為をする議員がいるから全体が駄目に思われるんですよ。立川市民の代表として選ばれて議員活動をしてるという自覚を持って行動して欲しいですね。久保田先生を見習って欲しい。

  5. 市議会議員は市民の税金で暮らしている以上、なぜ選ばれたのか。そして選んでもらったのは誰のおかげなのかよく考えて行動して欲しいですね。立川市の品位を貶めるような議員は立川市に不要です。恥を知れと言いたい。

  6. 先生も良い大人なんですから、そんな小物議員は放っておくべきです。
    もちろんヤジは褒められたことではないですが、そんな事に逐一腹を立てていたら政治家なんてやってられませんよ。

  7. まともな教育を受けることは大切と言うお話ですね
    学校なんて必要ないなんて言ってるバカがいたら、厳しく指導すべきですね

  8. くぼた先生は配信者としての顔を持っており、そちらでは他配信者への悪口ばかりですよね?
    悪口を言うのと野次を飛ばすのはとても似た行為でどちらも悪いことだと思うのですが、これほど野次に心を痛めたくぼた先生が人の悪口ばかりなのは何故でしょうか?

  9. ヤジぐらいでとか軽く考えてる人もいるかも知れないですけど、こういうのはやられた本人は深く傷つくものですからね。自分がやられて嫌な事は他人にはしない。こんな人として当たり前な配慮も出来ないで誹謗中傷するような人は議員として不適格だと思います。久保田先生が可哀想です。

  10. 議会を冒涜する行為で許せないですね。立川の恥だと思います。
    ヤジを飛ばした議員に辞職勧告決議案を提出したほうがいいのではないですか?

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